Ken Yokoyama VS NAMBA69 Release Interview!!

Interview vol.02

-- NAMBA69にはどういう意識改革があったんですか?

難波 俺らの改革はko-heyがはじめたの。あいつは2016年6月に新しくメンバーになったんだけど、打ち上げでK5とかに号泣しながら言うわけよ。K5は年上だし、普段は敬語なのに、「もっとやろうぜ!」みたいなことを言いまくるわけ。そんなことが何回もあった。それで、エイベックスから離れて、マネージメントを自分たちでやるようになって、さんちゃん(SAMBU)がブッキングをやるようになって、K5が物販やって、そうやって「4人で行くぞ!」ってなってった。

横山 良い話だなぁ。でも、俺らもそれをやらないとNAMBA69に勝ち目はないと思ってたよ。まだ時間がかかることだとは思ってるけど、それは練習のたびに言ってる。

難波 KEN BANDが成長したってことか。

横山 でもさ、“難波”って名前を冠したバンド、“横山”って名前を冠したバンド、どちらもハイスタの影響下にあるように見えるけど、それぞれ4人のメンバーがマジで取り組めばカッコよくなるよね。

難波 そう。バンド名を変えようかってなったときもあったけど、そこに“難波”って付いてるのにもかかわらず、4人がイーブンで物事に立ち向かうからこそ、そのバンド名の価値がでるんじゃないかなと思う。

横山 そうなんだよ。それは俺もまったく同じ考えで。俺たち2人以外の6人のメンバーには難しいことだとは思うけど、こうやって一緒にバンドを組んでる以上はそうやってもらいたいよね。

難波 まぁ、ぶっちゃけ言うと、バンド名なんてどうでもいいんだけどね。もはや、ただの名前でしかなくてさ。“NAMBA”っていうのがなくなったら検索しようがないし。

横山 そしたらただの“69”だからね(笑)。

難波 そう(笑)。だから自分らでZeppクラスのライブをやれるようになったら改名しようかなと思って……ウソウソ(笑)。……でもさ、Zeppツアーってすごくない? 自分らの作品でそんなことやったことないからさ、楽しみだよ。

横山 ツアー、めっちゃ楽しみだわ。作品のタイトルには“VS”ってつけて、それは俺が考えたんだけど、単に分かりやすいからそうしただけで、バチバチ感は――ナンちゃんを含めた俺以外の7人がどう思ってるかわからないけど、俺はまるでバチバチ感がないのね。楽しみしかない。当然、ステージに上ったら、嫌でもバチバチ感は出てくる。男だからさ、負けたくないっていうか。でも、楽しみのほうが強いんだよね。

-- NAMBA69は最近上り調子じゃないですか。難波さんは横山さんのサウンドのことをフレッシュと言ってましたけど、NAMBA69もすごくフレッシュで若々しいと思うんです。その若々しさってKEN BANDにはないもので。

横山 お前、なんてこと言うんだよ!

一同 (爆笑)

横山 ……まぁね、うん。年齢的にはね。

難波 そりゃ、平均年齢で言えばそうなのかもしれないけど。

横山 あとはやっぱり、バンドのキャリアかもしれないよね。

-- そうそう。一方、KEN BANDのライブからは“ホーム感”みたいなものが強くにじみ出てる気がして。お客さんとの信頼関係が強固になってると思うし、“いつでもここに帰って来いよ”という温かさがある。けど、NAMBA69はまだそこまでには達してない。そういう違いが面白いなと。

横山 うん。

難波 だってさ、KEN BANDのファンには、Hi-STANDARDよりKEN BANDが好きって人がめちゃくちゃいっぱいいてさ、むしろ「ハイスタなんて動かさないで、常にKEN BANDだけをやっててよ」って人がたくさんいるわけよ。その感じがすごいよね。そこが違うなと思う。

横山 作品作りでこれだけお互いに学ぶことがあったんだから、ツアーなんてやったらさらに色々なことを吸収しあえると思うな。だってお互いにないものを持ってるんだもん。めちゃ楽しみだよ。

-- 打ち上げはちゃんとやるんですか?

横山 ううん、それはやらない(笑)。だから、ko-heyとJunちゃんで飲みに行ってもらえばいいんじゃない?

一同 (爆笑)

-- 横山さんはNAMBA69の曲を聴いてどう感じましたか。

横山 さっき話したことと重なっちゃうけど、KEN BANDにはない整合性と“ナウさ”があるし、サウンドに関しても、ナンちゃんは「軽くない?」って言ってたけど、俺からしたらものすごい音圧だし……まいったね。

難波 俺も、初期パンクからいろいろなパンクを聴いて育ってきてるけど、KEN BANDにはマジでビビったな。アレンジ力とかの技術的なことだけじゃなくて、アティテュードも。俺らにはない、俺らには出せない、ケンくん特有の危険な香りがある。ヒステリックな部分っていうか。

横山 (笑)

難波 分かる? KEN BANDってケンくんがそれを持ってるじゃない? それってすごく強烈だよね。

横山 俺はナンちゃんのバンドを聴いて、俺にはないピュアさを感じたよ。

難波 KEN BANDのメンバーみんなそうなんだけど、ミュージシャンとしてのキャリアがすごい分、自由度が高いよね。音で遊んでる感じ。

-- 難波さんの歌詞はエモいですよね。

横山 そうだね。あれはもうまさに“ナンちゃん”だよね。ハイスタでもいっつも思うんだけど、ナンちゃんってピュアで不器用で、NAMBA69になるとそれを顕著に感じる。歌詞を読むと何を考えてるのかすぐに分かっちゃう。

難波 (笑)

横山 あとはバンドの感じね。NAMBA69をどうにかしたいってナンちゃんに遠慮せずに物を言うヤツが入ったのが大きいよね。まあ、ko-heyのミュージシャンとしての実力はそこまで把握してないんだけどさ。でも、ギターが巧いのは分かるし、その熱量がもたらすものはすごくデカいなって感じる。

難波 そうなんだよね。俺もハッとしたもん。まずアイツ、「売れたいんですよ!」って言ってきたからね。「そこの気持ちがなきゃダメじゃないですか」「何のためにやってるんですか」って。俺、“売れる”なんて考えてなかったから、ko-heyからそう言われて目が覚めた。

横山 あいつ、草食系みたいなツラしてガッツあるよね。

難波 そうだよね(笑)。

横山 あいつ、いくつ?

難波 32か33かなぁ。

横山 俺らよりいくつも下なわけじゃん。いつの世代にもああいうハングリー精神とかガッツを持った人って絶対いるんだよね。今ってゆとり世代とか揶揄されてるわけじゃない? もう、蔑称じゃん。でも、やってるヤツは絶対やってるし、燃えてるヤツは絶対燃えてる。ko-heyを見てるとそんなふうに思う。だって、あいつはハイスタをリスペクトしてくれてるけど、心の底では「ハイスタがなんぼのもんじゃい!」って思ってるからね、絶対に。そこに痺れる。

難波 でも、ハイスタのライブ観て毎回泣いてるけどね(笑)。あいつはピュアだなぁ。俺は大人になって忘れちゃってる部分だけど、あいつにはハッとさせられることが多いよ。

横山 俺、もしかしたらアイツと似てるところあるかも。

難波 あるよ、ある。すごくある。

横山 俺はハイスタのメンバーだけど、KEN BANDにいるときは「ハイスタがなんぼのもんじゃい」って思ってるし、そういう貪欲さ、ハングリーさっていうのが似てるかもね。

難波 俺ってハイスタの、あくまでもベーシストとして始まって、本当はボーカリストではなかったんだよね。ベーシストってさ、どちらかというと“脇役として底辺を支える”みたいな、KEN BANDで言うところのJunさんみたいなイメージで、そういう人に憧れてたし、ハイスタでもそういう人になりたいと思ってたの。その頃から自分のキャラがわかってたんだよね。でも、ボーカルがいなくなって、その流れで俺が代わりのボーカルになって、フロントマンになっちゃった。本当はそういうタイプじゃないのに。

-- はい。

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