--10周年おめでとうございます。10周年を迎えて率直にどんな心境ですか?
HAYATO「10年よく持ったなって感じかなぁ」
KAWAGUCHI「いや、俺は“持った”っていうよりは当然という感じ。自分が楽しくてやってるだけだから、10年が特別という感じはしてなくて。しかもやりたいメンバーと一緒にやってたら、10年なんて余裕というか」
HAYATO「お、カッコいい。10年一緒にいると……バンドはもちろんプライベートも10年間一緒に動いているワケだから。みんな元気に10年できたのは凄いと思う。特にここ2、3年はそう思うな」
YUICHI「ま、僕は途中参加ですけどね。あれ、もしかしてこの2人(YOKKUN、INOMAN)ってMEANINGを始めたときは10代だったの?」
YOKKUN「19、20歳とか。僕も途中参加なので9年目なんですけど、9年間、すごく早かったです。当時は若かったなぁ……とにかくガムシャラでしたね。昔と今ではライブに対する想いが変わってきたかなという気がしてます」
INOMAN「当時YOKKUNの髪の毛が青かったよね」
YOKKUN「青かったです(笑)」
HAYATO「で、10年経って、今はイノくんの髪の毛が青いという」
--(笑)INOMANは10周年を迎えてどんな気持ちですか?
INOMAN「僕はプライベートも何も変わってないので、あんまり10周年って実感はないかも」
--なるほど。今日は10周年を振り返るインタビューなので改めていろいろと聞いていきたいのだけど、結成のきっかけはバイト先のライブハウスだったんですよね。
HAYATO「そう、渋谷のライブハウスで働いてて、俺がIDチェックをしてKAWAGUCHIくんが(チケットを)もぎってて、受付のある階段の踊り場に7時間くらい一緒にいるワケですよ。だから自然といろいろな話をして……随分昔のことだから忘れちゃってるけど、KAWAGUCHIくんがよくNo Use For A Nameの話をしていたのをは覚えてるな。もう1個覚えているのは、俺がやってるバンドに入ってくれって言ったらハッキリ断られたこと(笑)」
KAWAGUCHI「そういうこともあったね」
--それはMEANINGではないんですよね?
HAYATO「そう、当時やっていた別のバンド。そこにベースで入って欲しいと言ったら“それは断る”って、すごくハッキリと言われた。それでそのまま返す刀で“じゃあもう1個やろうよ!”って。それがMEANINGだった」