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Release Interview Vol.02 3/3 / WANIMA 1st Mini Album [Can Not Behaved!!] 2014.10.22 In Stores!! / WANIMA Official Web Site

-- あと先輩バンドとも多数対バンしていますが、いい影響を受けていますか?

M やっぱりKen Bandのツアーに参加したことですかね、一番刺激になったのは。それこそ数十人の前でしかライヴをやったことのないやつらが、急に200~300人の前でライヴをやるわけだから。でもバンドをやれない期間が長かったから、いろいろ試行錯誤できたところがあって。いい刺激になりましたね。

-- Ken Bandのツアーでは何ヶ所くらい一緒にまわったのですか?

M 一緒に計11本行きました。横山健さんは多くを語らないけど、やっぱりレーベルの社長が現役でやっているレーベルって少ないじゃないですか?背中で語る部分が多くて。やっぱり刺激になりますね。

-- 背中で語っていましたか?

M 語りますね~、あの人は。生き様を語るね~と思った(笑)。一緒にご飯を食べに行ったり、2人きりで話したり、メンバーを交えて話すのは不思議な感覚でしたね。こんな感覚になれることがあるんだなって。

F すごく印象的だったのが、「新しい景色を見せてくれよ」と言ってくれたこと。

M 「新しいところへ連れていってくれるんじゃないかな、WANIMAは」って。

N 僕もやっぱりその言葉ですかね。同じギタリストなので、アドバイスの一言、一言が刺激的ですね。

F 一番分かりやすいよね、ライヴを観るのが。

N そうだね。

M もしバンドをやっていなかったら、「あなたやっていないじゃないですか?」と言えるじゃないですか。でもあの人は現役でやっているので。

-- それ以上の説得力はないですものね。

F そうですね。ただただ刺激的です。

-- そういえばPIZZA OF DEATH RECORDSで初めてマネージメント契約を結んだバンドとなりましたが、その経緯は?

M 何回もレーベルのスタッフさんがライヴを観に来てくれていて。

F それで話が進んでKen Bandと一緒にツアーをまわってみようと。最初は1本だけだと聞いていたんですけど、蓋を開けたら4本になっていたという(笑)。

-- 急に一緒にまわることになったんですね。

F だからお客さんはこいつら誰だ?みたいな目で見ていましたよ。

M 実は他のレーベルからも誘われていたんですけどね。

-- その中でもPIZZA OF DEATH RECORDSは熱心に声をかけてくれたと。

F ライヴにも熱心に足を運んでくれていたから。

M マネージメントの話が出ても、最初はピンとこないじゃないですか?何も知らないから。でもスタッフさんの熱心さや気持ちが俺らに伝わり始めていて、一緒に頑張っていくことになったんです。

-- 全て委ねているのですか?

F 最初はそうなのかなと思っていたんですけど、自分たちと相談してやってくれるので。

M 一緒になってやってくれる。曲も自分たちの好きなようにやっていいと言われていて。ああだこうだ言われるのかなと思っていたんだけど、任せるところは任せてくれますね。

-- 自分たちでやれることって限られているじゃないですか?でもいろいろな繋がりがあるところだと、もっと幅広い活動ができるし。自分たちの世界が広がったことを実感していますか?

M 徐々にこういうインタビューとかも増えてきて、WANIMAが世の中に広まってきているんだなって実感しています。

-- もし自分たちにマネージメント能力があれば、何年間もくすぶっていなかったかもしれないですけどね。

M そこなんですよね。もうちょっと自分たちに知識があれば苦労しなかった(笑)。でも苦悩の期間があったからこそ、今があるって信じていますよ。

Interview by 中沢純
Vol.3 へ続く