EXPerience Tour @京都編
KTR です。今回カムバックの経験ツアー京都、静岡に突撃してきたので早速その様子をレポします!
京都へは当日移動 (みんな働いてるからこうなのです。)なので、朝7時新宿集合。俺も前日バタバタしてたので、気合を入れて雄たけびを上げながら起床しました。そして新宿へ、今日は凄まじく寒い。
みんなパラパラ集合してくる中、前日P.O.D の面々と激飲みしてた、アメハー(アメリカンハードコア)高本。酔っ払って気前が良くなったようで、午前2時にマックのクオータパウンダーを社長に届ける為、事務所に届けに来てたとか…(笑)。「いやー健くん腹減ってると思ってさー」というアメハー高本の声が今にも聞こえてきそうなエピソードなんだけど…
…まさかの翌日大遅刻。クオーターパウンダーを届けてたばかりに遅刻!いや飲みか(笑)。で、いきなりのハプニングに新宿の街は朝から色めき立つが、そこはゴローちゃん冷静に用賀インターで待ち合わせを伝え、車を走らせます。用賀インターのマックの前で前日のトラウマかと、いわんばかりに待ち合わせて、無事アメハー高本をピックアップ。いざ向かうは狂都! 高速を爆走中、富士山が頂上まで見えていやー綺麗だった。これはいい事がありそうだ。車内にいきなり黒人が現われたり、みんな寝不足を感じさせず CBMD号はワイワイです。
途中、サービスエリアに立ち寄った時その黒人が心細くなったらしく、何故か俺の腕を掴んできて、黒人と俺のモーホーカップルがS.A を練り歩く。それをみたサービスエリアの人々は色めき立つがそこは冷静に黒人と一緒に飯を食ったり、買い物をし再び京都を目指す。その後はみんな朝早かったので仮眠タイム。そうこうするウチに京都到着です。
アスパラチームも到着し、地方での再会に早くもヒートアップしてきた模様。リハを終え、ゴローちゃんとOKB とお勧めのとんかつ屋へ遅いお昼ご飯です。このとんかつが軟らかくて肉汁バッチリでまっっっじで旨い。付け合わせの漬物がやたら旨くて3人で舌鼓を打つのでした。
さて、満員御礼 SOLD OUT SHOW の本日。満員のミューズの客電が落ちた所でアスパラの SE ! かと思いきやYU-SUKE 登場。一年前? ASPARAGUS のツアーで前説をやってたその 乗りが復活してました。客席を暖めつつ、上げつつ、冷やしつつ(笑)、冷房と暖房を同時に全開で付けたような状態で ASPARAGUS を無事呼び込む。やりきった YU-SUKE に、 俺はメロイックサインを贈るぜ。
さて、ASPARAGUS のライブも終了し CBMD 参上 in 狂都!かと思いきや、ASPARAGUS の シノッピーが YU-SUKE の前説にアンサー。会場を暖めつつ…。冷やしつつ…。やはり、冷暖房を同時に付けたような状態でカムバックをステージに呼び込んだのでした。本番は終始お祭りあげあげムードで、HotChinkee では曲中 YU-SUKE が会場をモーゼの如く縦断し、バーカウンターでビールをゲットするなど、フロアを巻き込んでの大パーティが繰り広げられましたね。
そして、打ち上げです。みんな酔っ払い出し、稗田隊長 & Chun2 も上がり狂う中、どうみても出された料理とは思えぬ、生玉ねぎを1つアメハー高本が握り締めてる。どうやら SPC 官房長官が高本に玉ねぎを託したようで、生玉ねぎをかじる人が居たら即ムービーという狂都ローカルルールが適用されていた模様。そんな事もありつつ、打ち上げも笑いが絶えずおもろかったワケですが、その何時間のウチの数十分のクソ真面目な話が、むちゃくちゃ濃くてみんな本っっ当に音楽馬鹿なんだなと、こういった話が出来る度に心に響くのです。終始楽しい中にも真剣にせめぎあっているからこその一瞬のガチトーク。ライブの他にもこんな一瞬があるからバンドっていいんだよね。そんなこんなで、気がつきゃ 5時過ぎ。シノッピーの顔がくちゃくちゃになってた所をみると大満足だったのが良く解ります。全てを仕切ってくれた京都の顔、山田君ありがと!
EXPerience Tour @静岡編
さてさて、翌日は静岡へ当日移動です。朝ゴローちゃんの男気を頂き俺も再び機材に変身して静岡へ。(ありがとね。ゴローちゃん。)前日5時までの打ち上げで10時出発の為、静岡でのリハが開始するまで、それぞれが瞑想をし、体力回復にいそしむ。
この日は herpiano も加わり3バンドでのライブ。 静岡に到着するといきなり雲行きが怪しく、これから雨が降るらしい。物販が外なので心配だなーと思ったけど、降らない事を願って一通り準備をし、完成して一服してると…雨。マイナースレッド状態ですねるも仕方がない。そこで、フェスSTYLE or 的屋STYLE のテントが登場し、ロープを張ったりしていると、"アイディアの泉" ゴローちゃんから色んなアイディアが出てくる出てくる。雨、真冬の外の物販という過酷な状況だからこそいかに楽しむかといった所。最終的に熊谷で登場した電飾をテントの周りに飾り、雨で寒くても電飾の光に心温まるキラリ輝く物販ブースが出来上がり!
さて、物販が外なので荷物番を決め込むも雨の静岡寒かった…。メンバーもサナッシュ付近の名物、"蕎麦屋なのにらーめんが旨い店" に飯を食らいにいった模様。その帰り「 お湯カウンターにあるから〜」と、高本ちゃんがペヤングの超大盛を買って来てくれる。優しさにホッコリするも、焼きそばのでかさに彼のアメリカンハードコアを感じた俺でありました。
さてこの日も満員御礼のライブ。3バンドとも昨日の良さとはまた違うピリっとした感じもあったりで。カムバックも昨日とはまたちょっと違う一面を見せてました!
セットの中でもっとも切ない激エモゾーンで "Slingshot Pellets" をやった時なんかは、高本が感情が入りすぎた結果笑顔になってしまうという「エモ笑顔」がそこにあったり。それに呼応するかの様にオーディエンスは天井を見つめながらゆーっくり揺れる人、目を閉じて曲に浸る人等など、この曲の世界感に完全に引き込まれ、静まり返るフロアが印象的だったな。あと Bored Rigid でみんなが片腕を振り上げて、体を上下左右に揺らしながら気持ち良くなってる姿も印象的だった。
ライブ中、上がったり、笑ったり、切なくなったり、目を閉じたり、切なさに打ち抜かれたり、ハンドクラップで一体感を味わったり、ダンスフロアーと化したり…。演奏中色んな楽しみ方、そして表情があるのはカムバックならではだなー。解っては居たけど、この2日間をみて余計に強く感じたとこでした。 あと今 YouTube の映像でも流しているけど、"Have Lancho" のライブバージョンが施されたラララ…の部分。みんなで歌ったら楽しいんだろうな…なーんて妄想を膨らますのでした。
みなさんの帰りの道中にも、温かくもエモーショナルな余韻を残すライブだったんじゃないでしょうか。その余韻が忘れられない人がこぞって AX に集まってくれるといいなぁとファイナルに夢を膨らませながら、本隊は四国編を終え次週沖縄編、そして2月中旬からファイナル東名阪仙編へと突入するのでした。