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SAND

SAND

MAKOTO - lead vocals
ISHI - guitar, vocals
RYOTA - drums

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Who ?

近年、ハードコアシーンとの接近が顕著なPIZZA OF DEATHが2013年、新たに契約したのは大阪ハードコアシーンの雄、SAND。ハードコアリスナーを除いて東京ではあまり馴染みのない名前かもしれないが、関西での支持の熱さは尋常ではない。

SANDは、MADBALLやSICK OF IT ALLなどに代表される”ミッドテンポでヘヴィーなビート”や”メタリックなリフ”といった特徴をもつニューヨークハードコアに衝撃を受け、1999年に結成。2004年ごろから活動が活発になり、次第に国内だけではなく、アメリカを中心とした海外ツアーも行うようになる。そして、2010年にはマンハッタンで開催されたニューヨークハードコアの祭典「B’N’B BOWL」、2011年にはアメリカ東海岸の大規模フェス「EAST COAST TSUNAMI FESTIVAL」への出演を果たす。その一方で、MADBALLやNEXT STEP UPといった海外の大物ハードコアバンドを日本へ積極的に招聘するなど、シーンの活性化に貢献している。そんな彼らの活動の象徴となるのが、2002年から続く西日本最大のインディペンデントフェスティバル「FREESTYLE OUTRO’」の主催。国内外のハードコア / パンクバンドやヒップホップアーティストが多数出演し、2011年開催の「FREESTYLE OUTRO’ 8」では、なんと4000人超の動員を記録した。SANDは、このテのエピソードを挙げたらキリがないぐらい、大阪のストリートシーンと密接な関わりを持つ最重要バンドであり、シーンの顔役でもあるのだ。そんな彼らがPIZZA OF DEATHと契約を交わすというのは、はっきり言って事件である。

そんな彼らが発表する約6年ぶりとなる新作「Spit on authority」は、ハードコアの魅力が存分に詰まった極悪でブルータルな傑作。冒頭の「Poser」から、”ビートダウン”と呼ばれる、スローかつヘヴィーなグルーヴが炸裂し、テンポのアップダウンで様々な表情を見せる。ライヴ会場で巨大なモッシュピットができあがる様が容易に思い浮ぶ激重サウンドがたまらない。続く「Vanilla Shake」では京都のラッパーANARCHYをフィーチャーし、ハードコアとヒップホップの見事な融合を聴かせる。そう、SANDはハードコアバンドではあるが、様々な音楽の良い部分を積極的に吸収することに躊躇がない。M7「I」は、アルバム中盤のエッセンスとなっているレゲエ×ハードコアチューンで、ちょっとした耳休めとしても上手く機能している。そして、SANDの音楽的な柔軟性を示す最たる例がボーナストラックとして収録されている「Country Road」。これは同名異曲ではない。John Denverによる、日本人にも馴染みのある大ヒット曲のハードコアパンクカバーだ。「単純に好きな曲だから」という理由でピックアップした自由な発想がいい。ハードコアだからどうということではなく、自身が気に入ったサウンドは積極的に取り込む姿勢が、SANDと他のハードコアバンドの違いを生み出している。しかし、どんなサウンドを取り上げたとしても、SANDはアティチュードが圧倒的にハードコアなのだ。それは今作を聴くことで充分お分かりいただけるだろう。
アルバムリリース直後より、ヨーロッパツアーからはじまり、日本国内は全国30ヶ所を回るツアーも決定。そのあとアメリカツアーが決まっている。音源だけでも良いが、SANDの魅力が最大限に発揮されるのは、やはりライヴ。今までに観たことがないような世界水準の混沌とした風景を見せてくれるはずだ。


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