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Bands

RAZORS EDGE

RAZORS EDGE

KENJI RAZORS (Vo)
MISSILE (B)
KRASH (Dr)
TAKA (G)

Who ?

RAZORS EDGEというバンドは、元々スラッシュ・ハードコア・バンドとしてその活動をスタートさせ、難波 BEARS や高円寺20000Vといったライブハウスを中心に、シーンの頂点を極めた。通常、このテのバンドは短命なことが多いが、彼らは作品ごとに作風に積極的に変化を加え、今回5枚目の作品を世に送り出すこととなった。

前作リリース以降、バンドは更に活動の幅を広げた。08年はFUJIROCK FES.への出演を果たし、RED MARQUEEのフロアに大きなモッシュサークルを作り上げた。これに限らず、09年に出演した、現在知名度をグイグイ上げている九州のフェス、F-Xでは初日のトリをつとめ、ここでは軽く伝説レベルの規模のモッシュサークルを作り上げた。このライブの動画は、YouTubeで現在までに35,000回以上もの再生回数を叩きだすほどの衝撃!必見!同年夏にはRISINGSUN ROCK FES.にも初出演。初見のオーディエンスが多い中でも大きなインパクトを与えた。そう、今のRAZORS EDGEはライブでガンガン新規のリスナーを取り込み、活動歴10年を越えた今なお、盛り上がりを拡大させているモンスターバンドなのである。彼らの最近のライブを観たことのある人ならば、この意見に異論はないはずだ。

そんな彼らの通算5枚目となるフルアルバム”SONIC!FAST!LIFE!”は、今までの活動を総括しながらも、前作とは全くアプローチの異なる内容だ。彼らの持ち味の一つであるパンキッシュなシンガロングな楽曲(M3.”TRAIN TRAIN TRAIN”)、倍速パンクとも言うべきM18.”METAL MAD”やマイケル・ジャクソンに捧げたM6.”YOU GOTTA DANCE”のようなコミカルなショートチューンが収められているのはもちろんのこと、前作では影を潜めていた、ライブ感丸出しのM1.”SONIC!FAST!LIFE!”やM13.”RAZORS FUCKIN’ RULES”などの初期を思わせる高速チューンの数が増したのが今作のポイントだろう。特に、レコーディング中のとっさの思いつきから生まれた名曲、M3.”TRAIN TRAIN TRAIN”は一度聴けばすぐ口ずさめるほどキャッチーで、ライブでの新たなアンセムになる気配がビンビン!更に、今回はDESCENDENTS/ALLのStephen Egertonが3曲(“VERY VERY”、”METAL MAD”など)でミックスを担当しているのも聴きどころだ。前述の通り、今作はRAZORSの活動の集大成的な作品ではあるが、クオリティ面で過去作を上回ると言って良いだろう。RAZORS EDGEは活動初期のイメージもあり、とかく勢い重視のバンドだと思われがちだが、よく聴いてみると、かなり細かいところまで凝った曲作り・音作りをしていることに気づくはず。サウンド面においても、そろそろ正当な評価を受けても良いのではないだろうか?

RAZORS EDGEはライブで現在の地位を築き上げたバンドだが、この作品で更にバンドの評価を高めることになるだろう。それと同時に、今なお勢いを増すライブとの相乗効果も期待出来そうだ。同日にリリースされるKen Yokoyamaの新譜と共に、バンド史上最もパワフルな作品を作り上げたRAZORS EDGEの快進撃はまだまだ続く。


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