Relay Column Vol.26 RAZORS EDGE 「KRASH」



 最近下ネタだと自分の中の笑いのハードルが2割ほど下がっていることに気づきました。どうも、若手メロディック界一と噂され るF.I.Bケンタの極太バトンを受け取りましたRAZORS EDGE、KRASHです。F.I.Bといえば、最近バイト先の防犯カメラに映っていた 万引き犯がJJに似てたので店長にチクっておいてやりました。



[せんとくん]

ゆるキャラ好きとして広く知られるわたくしですが、個人的ゆるキャラ元祖といえばあの国民的RPG「ドラゴンクエスト」シリーズ の最弱キャラ「スライム」!あの丸みを帯びたボディラインにとぼけた表情のシンプルな造型はいまだ色あせません。そして現在、未曾有のゆるキャラブームの中、遂に我が地元奈良にもマスコットキャラクターが出来る!!しかも平城遷都1300年 祭の一環というまさに鳴り物入りで登場したのが・・・



「せんとくん」

おい、ふざけんなよと。初めてその姿を見た時、イメージするゆるキャラとのあまりのギャップに言葉を失いました。その時の衝撃たるや、まさに好きな子に彼氏が出来たと聞いた時のそれでした。僕の気持ちは届かなかった・・・みたいなね。といえども、 やはり愛する地元のマスコットキャラクター。なんとか好きになれないものかと頑張ってみました。が、だめでした。目が・・・

なんやろ、あのぬめっとした感じ。絵の具の色を全部混ぜて何色とも言えないものが出来上がったような奇妙なオーラをまとった せんとくんをどうしても好きになれませんでした。しかし時は経ち今、二人は両想いです。きっかけはとあるテレビ番組。みにくいアヒルの子よろしく明らかに他のゆるキャラと一線を画する奇妙な姿でハイテンションで視聴者に媚びまくる(ようにみえた)健気な姿を見て胸を打たれました。

そうだ!生まれてきた彼に罪はない!親が子を、子が親を選べないように彼も生まれてきた宿命を受け入れ全うすべく、必死に頑張っているんだ!!と思えた瞬間、今まで拒絶していたその造型も、目も、不思議と受け入れれるようになっていました。むしろこの毒々しいオーラがたまらん!と。対抗キャラとして出てきた「まんとくん」や「なーむくん」だとなんだか物足りなさを感じてしまう。だって普通やもん。人の心の奥深くに突き刺さるモノっていつもアンバランスよね。




「神様つながりの今の携帯ストラップ。」



[冷蔵庫]

さて今年の初夏、湿気もムンムン気温も上昇してきた最中、13年間僕の一人暮らしをサポートしてくれていた冷蔵庫がぶっ壊れました。普段当たり前のようにそこにある物が急に無くなる様は人も物も変わらず切ないものです。そんな時友達にタイミング良くこんな本を紹介してもらいました。




「冷蔵庫で食品を腐らせない日本人」


著者は魚柄仁之助(うおつか じんのすけ)さん。聞いたことある名前の人だな〜と思っていたら昔、ヤングサンデー(現在廃刊)。Bバージン、青春くん、のぞき屋などなど名作多し!!)で連載していた「おかわり飯蔵」の原作の方でした。

本の内容はと言うと 、食品食材の様々な保存方法の知恵を授けてくれるというものです。例えば、各食材の天日干しのテクニックとか・・例えば、保存料としてのお塩の効能とかとか・・

が!そもそもの基本姿勢として挙げているのが「使う分しか買わない。」なるほど、それならまず腐らせることはないわ。つまり 、冷蔵庫という便利なものがあるにも関わらず食品を腐らせてしまうのは冷蔵庫があるから・・・と、ついつい買いすぎて結局使い切れずに腐らせてしまう。原因の多くは「頼りすぎ」ではないかと、この本では最初に触れています。

さて今の世の中、便利すぎるのは冷蔵庫だけではございません。音楽を趣味とする僕らの欠かせないアイテムといえばウォークマンを代表するポータブルプレイヤー。とりわけi-podを筆頭としたデジタルオーディオプレイヤーは利用している人も多いのではないでしょうか?僕ももちろん愛用しています。何が便利って、持ち運び。

昔ツアーに出るってなるたびにツアー中聴くためのかさばってたCDとかオリジナルのミックステープを作る手間ってのが一気に省けたんですから。でも気を付けたいのが、i-podに入れる基準。なんとなく入れたやつは、まず聴かない。普段持ち運びはi-podや けど、家や車で聴くときはCDを聴いてしまう。そうやってCDで聴いてよかったものはi-podに入れても聴く。逆に後で聴こうと思い、とりあえずで入れた音源に関してはほったらかしになってしまうことが多い。

冷蔵庫もi-podも便利な物であることは間違いない。けど中身(食品、音源)に愛がなければただの箱。皆さんは腐らせてないですか?



[New Album]

RAZORS EDGEは現在5th ALBUMを製作中です。つい先日レコーディングの半分を終わらしてきました。出来はというともちろん過去最高です(笑)まあ新しい音源作るたびに名盤誕生!なんていってるわけですが、別に軽いノリで言ってるわけでもなく本当に思ってるから言ってるんですよ。それにはもちろん根拠があって、それは何かと言うと

「成長」です。

新しい音源を作ることは自分への挑戦です。その時その瞬間に全力を出しきって作った音源も、時間が経てば反省点が出てきます。それを乗り越えるチャンスが新しい音源作りです。各メンバーはもちろん僕もRAZORS EDGEのドラマーとして、音源ごとに挑戦し続けてきました。当然世の中には僕よりも優れたドラマーは山ほどいるわけで、別に自分に自信があってこういう話をしてるわけじゃないです。ただ、過去の自分を乗り越えてきたという自負はあります。今回もまだ半分ですが、良い手応えです。客観的(なつもり)に見ても過去最高にソリッドです。まあ早くも反省点が出てきたので(笑)残りのレコーディングではまた乗り越えたいと思います。

所詮はインディーズ。
自分たちで考え、自分たちのやりたいようにやって、その時その瞬間納得したものを作る。とある経済番組で、村上龍さんが「成功している人は客のニーズに合わせていない。なぜならニーズというものは形のないものだからだ。」というようなことを言っていた。まさにその通りだと思う。(商売とインディーズバンドではもちろん在り方は違うが)成功というものは何をもってして成功なのか。十人十色、様々あると思うが、結局のところ自分を信じるかどうかじゃないのか。こういう気持ちがある以上バンドは続けるし、なくなったらやめ時なんやろな。


こんな感じで好き勝手やってる僕らをがっつりサポートしてくれているピザのみんなにはほんと感謝してます。この場を借りて、ありがとう。あと2階の冷蔵庫にあった焼酎、無断でちょっといただきました。この場を借りてごめんなさい。

ということで、ここまで長々とお付き合いいただきありがとうございました。ではまたどこかのライブハウスで逢いましょう。




あ、そうそう、11月にワンマンツアーやります。千葉、仙台、札幌、福岡。福岡以外は全部初です。これもまた挑戦!!

じゃあ次のバトンは〜・・挑戦的な音楽を発信し続けている大先輩、SLIME BALLマコさん!お願いします!!




2009.9.29