「NO WAR」

 今日3月20日、遂に開戦してしまった。

 今日は BBQ CHICKENS のレコーディングの日だった。

 昼の12時頃、オレを起こしに来たベースのI.S.O.とスタジオへ向かう準備を整えている時、

 仕事中の彼女からの電話でアメリカの攻撃開始の事実を知った。

 急いでテレビをつけると、丁度空爆を受けるバグダットの市街地の映像を伝えていた。

 1991年の湾岸戦争の時にテレビで見た空爆の様子は、まるで映画のワンシーンの様だった。

 まだオレがガキだったのか、全く自分と関係がないコトに思えた。

 しかし今日は違った。

 恐怖とも落胆とも違う、何とも言いようのない感覚を覚えた。

 凄くリアルに感じられた。

 I.S.O.も同じ気持ちだった。

 オレとI.S.O.は言葉少なにスタジオに向かった。

 スタジオに向かう車の中でラジオを聞いた。

 小泉首相の会見を流していた。

 オレは何かすべきだと感じた。

 この半年位の間パソコンを触り、コラムなどを通じて皆とコミュニケーションをとって来た経験を生かすべきだと思った。

 オレはミュージシャンだ。

 そして偶然にも今日はレコーディングの日だ。

 ならばすぐ曲を創ってすぐレコーディングして、すぐにオレ達の想いを表したい。

 それが今日のオレ達にできるコトなんじゃないか、と思った。

 I.S.O.とも相談して、スタジオに着いてすぐホンゴリアンとハタノ、それからエンジニアの及川君にも気持ちを伝えた。

 全員から気持ち良い返答を得て、行動に移した。

 そして「NO WAR」という曲を創り、レコーディングしてきた。

 オレ達は今日できるコトはした。

 次にすべきコトが見つかれば、その時にしたい。

 皆もできるコトがあるなら、行動に移して欲しい。

 できるコトが見当たらないなら、せめて関心を持って欲しい。

 日本人は問題意識が国際的に見て低い。

 今日始まった戦争は決して「対岸の火事」ではないハズだ。

 明日、日本はテロに遭い、あなたの大切な人が死ぬかもしれないんだよ。

 無関心が一番良くない。

 気に障ったら謝る。

 気に障らなかった、或いはちょっとでもオレの言うコトに耳を貸してくれる人は、歌詞と曲を置いておいたので、

 読んで聴いて下さい。

2003.3.21 AM4:00 横山健





 「NO WAR」

 This morning, I heard the news

 Finally the war has begun between IRAQ and U.S.A.

 Stop it, Stop it, It's not too late

 Please do not hurt each other

 What can I do ? What should I do now ?

 This song is just one action from us to say NO

 If we really wanna stop this war

 We all must want to have peace

 
 今朝オレはこのニュースを知った

 遂にイラクとアメリカの間で戦争が始まってしまった

 やめろ、やめろ、まだ手遅れじゃない

 どうかお互いを傷つけ合わないで

 オレに何が出来る?今オレは何をすべきなのか?

 この曲はオレ達が「イヤだ」と言う為のほんの一つの行動だ

 もしオレ達が本当にこの戦争を止めたいのなら

 オレ達が皆、平和を手に入れようと望まなければならない



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