年振り2度目の参加となった、「Rock in Japan」、この日は暑かった。
会場入りすると Low‐IQ‐01 が演奏をスタートさせた。かんかん照りの中いっちゃんは何と、白のロングコートを着ているではないか。ちなみに彼は、楽屋ゾーンに戻ってきても、コートを着て汗だくになりながら、みんなと談笑していた。訊いたところ、「意地で着てた」らしい。…なるほど。美学だったのか。彼らしい。
先日の Setstock での Ken Band 演奏中の謎の集中豪雨、不思議に思っていたのはオレだけではなかったらしく、お客さんからもいっぱいメールをいただいた(オレ達の中では、「サージ、雨男説」が噴出しているが)。ほぼ異口同音に、「あの雨は燃えた!」という内容だった。…そうか、野外の雨は燃えるのかぁ。そういえば昨年
Fuji Rock に参加した時も大雨が降り、それで雰囲気が上昇したもんだ。オレは出番前、空を見上げた。何と!雨雲が接近しているではないかっ!これは「フェスに嵐を呼ぶバンド、Ken
Band 」の地位を一気に不動のものにする時がやって来たかもし・れ・な・い!
運営サイドは「天気予報では、今日これから降るらしいんですよ…」と、ちょっと不安そうな表情を見せる。しかし!我々にとっては実に好都合ではないか!嵐を呼ぶバンドなんて、そうそういない。ワクワクしながらステージに出て行った。
しかし…結果は降らず終い。
オレってつくづく「惜しい男」なのだ…。
あ、ライブ自体は好天のお陰もあり、実に楽しかった。
2年前より、届いてる感じがした。
そして、今回は例年と趣を変えて山中湖畔で開催された、Space
Shower TV 主催の「Sweet Love Shower」。
天候の結果から先にお伝えするが、この日
Ken Band がステージに出た頃から…霧雨。気になるとならないの微妙な線だった。…ここでもやはり「惜しさ」が発揮される。
オレは先のフェスティバルに於いて、「次のアルバムからの新曲は、今シーズンの夏フェスでは演らない」と公言していた。がしかし、ライブ前の数日で充分練習の時間がとれたコトもあり、この日新曲を初披露した。まず、アルバムの1曲目に位置する「Why」をプレイした。ミュージック・ビデオが既に流れてることもあってか、皆さんにも喜んでもらえた様だ。
それからもう一つ、オレ達はサプライズを用意していた。Husking
Bee トリビュートで演った「Walk」を、ライブで初披露した。イントロだけちょっと弾いたり、というコトは今までにもあったのだが、今回はちゃんと丸々1曲プレイした。…気持ち良かった。やっぱり
Husking Bee の当時のレコーディングの様子なんかが、演奏中にオレの頭をかすめたりした。そして…演奏し終えて、思わず口をついて出た。
「バンドはなくなっても、曲は死なない。」
少なくとも、オレの中では、「Walk」は生き続けている。
この日の Ken Band は、随分久しぶりのライブにも関わらず、かなりタイトなプレイができた。ステージ上の雰囲気も良く、お客さんも物理的な距離よりもズッと近く感じ、非常に楽しいライブが出来た。
最高の弾みがついた。
さぁ、これでツアー突入だ。
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