RAZORS EDGE
KENJI RAZORS (Vo)
MISSILE (B)
KRUSH (Dr)
TAKA BEEF(G)


■WHO
4/12、RAZORS EDGEは東京でワンマンライブを行った。場所は代官山UNIT。バンドにとって、500人以上のキャパを誇るライブハウスでのワンマン・ライブは初めてのことである。しかし、彼らはそのチケットをなんとソールドアウトさせた。キャパの大きさなどまるで問題じゃなかったかのようなこの結果は、今の RAZORS EDGEの勢いを象徴していると言っても良いだろう。もちろん、ライブ自体も大いに盛り上がり次々と馬鹿でかいモッシュ・サークルを次々に発生させ、全編に渡ってその渦は止まる事なく回り続け会場を飲み込んでいった。ここ 2年ライブの本数を以前の倍以上に増やし、全国を駆け回ったその成果が形となって現れた一日だった。

 最近の彼らのライブを目撃している人たちは既にご存知だろうが、UNIT ワンマンの成功を見ても今のRAZORS EDGEは最高に勢いがある。「スラッシュ・ハードコア」という、一般的には受け入れられにくい音楽をやっているにも関わらず、ここ2〜3年の間で彼らの魅力に惹きつけられるリスナーの数は右肩上がりに増えている。その一番の理由は、やはり圧倒的なライブのカッコ良さだろう。ジャンルレスにありとあらゆるバンドと共演を果たし、ありとあらゆる場所でサークル・モッシュの渦を巻き起こし、フロアを埋めるありとあらゆる顔を歓喜の表情に変えてきた。そんな、時には貫禄のステージを見せつけ、時にはメインのバンドを喰うようなステージを各地でカマしてきた成果が今、表れてきている。

 そんな彼らがバンド結成10周年を越え、更に上り調子の状態で迎えた今作のレコーディングは、今までと環境をガラッと一新。入念な準備期間と短期間で集中した作品創りを行なった事が実を結ぶ結果となった。レイザーズの真骨頂である爽快で圧倒的な疾走感をギュっと閉じ込め、音質も一聴してもらえれば分かる通り、仕上がりは過去最高。元々根底にあったポップセンスを開花させ、RAZORS EDGE 流に解釈したメロディックパンクをこの4th アルバムで切り開き、激しくも、底抜けに明るく、楽しくといった今の RAZORS EDGE の発する強烈なパワーを音に乗せた楽曲群が出揃った。そのタイトルが示す通り、正に THRASHING で LOVELY なこの作品は彼らの支持層を広げる決め手となるだろう。

 そして、このアルバムのリリース後の 7月〜12月にかけてバンド史上最大級の全 42本の全国ツアーが決定。ツアーファイナルは渋谷 CLUB QUATTRO と活動の場所も次第に大きくなって来ているが、そのワケをこのアルバムと共にあなたの目と耳と体で確かめてみて欲しい。

次にあのサークルモッシュの大渦に飲み込まれるのは、これを読んでいる君自身かもしれない。

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