MINORxU版 Almost Famous FINAL」


EXPerience Tour @沖縄

皆で羽田空港に大集合の予定が、ただ一人現れない男。稗田氏。I.S.Oくん、即電。9時集合の9時起床、稗田氏。間に合うわけなし。というわけで、まさかの自腹決定、沖縄行き、稗田の一人旅。I.S.Oくんの異常な落ち着きにより、即チケット確保。あとは稗田氏が羽田空港に無事に着くことを祈るのみ。

気分は前ノリ、TKさん。沖縄仕様のシャツ&Tシャツでハイテンション。無邪気な先輩にとまどう筆者。YSKも身ぐるみはがされTシャツ一枚の沖縄対策完了。というわけで、稗田氏の一人旅を案じながらも、いざ二時間ちょいのフライト。

空港に着くとそこはもう東京でいう夏直前の気候。前の車にゆ〜っくりとぶつかる自動車同士の事故目撃。なんだかその光景に沖縄を感じたのは筆者だけではないはず。浮かれ気分のバカンスモードで、桜坂セントラルへ。「異国情緒漂うとはこのことか」のその名も国際通りを通り過ぎたところで到着。アメリカンな電飾の看板に、アメリカの高校パーティー@体育館なビジュアルの内装に乾杯!マジックが起こることに大いに期待。

そのおよそ一時間後、稗田氏無事到着。この一時間に支払う金額4万円。そんな稗田氏への皆の優しさ、プライスレス。無事にリハーサルを終え、飯を食べに皆でアーケード街を徘徊。そこで食ったソーキそば&ラフティがホントにうまかった。その後、I.S.Oくん、TKさん、CHUNx2、YSK筆者で先にホテルへチェックイン。今回は三人部屋のため、厳正審査の元、絶妙な部屋割が発表される。(CHUNx2、TKさん、メキさん)(稗田氏、OKB、筆者)(ゴローちゃん、YSK、ISOくん)。

そんでもってホテルの部屋に入るとツインの部屋にもう一台のベッドが無理矢理の挿入の図(塩)。少し休んでから再び桜坂セントラルへ。
ライブが始まる直前に若者で溢れるライブハウスに白髪の紳士と熟女軍団が。CHUNx2のお母さんが沖縄出身ということでご両親と親戚一同がご来場。いざライブスタート。

途中、稗田氏発のMC。「今日、空港に9時集合だったんですけど、朝起きたら9時で、飛行機乗り遅れちゃって、まだ皆怒ってるみたいなんでこの場を借りて謝っていいっすかね…」「怒っちゃいねーよ、全然(笑)」TK「ただお前…飛行機代、自腹だぜ(笑)」CHUNx2

残すとこわずかとなったツアー。当然、良い雰囲気に仕上がって来てるわけで、その勢いでもって、その場所をも味方に付けた、演奏&パフォーマンスを敢行。アンコールでフロアにマイクを立てて演奏するTK&CHUNx2。その場を一気にハイスクールダンスパーティな空間に模様替え。ちょっとしたことで特別な空間にしてしまうのが、CBMDの得意技。この日もその得意技が炸裂というわけ。CHUNx2の第二の故郷ということで、いつも以上のハイテンション。カオス&ハッピーな雰囲気のままライブ終了。

打ち上げは安心のクオリティ、沖縄気分を忘れさせてくれるチェーン店居酒屋で敢行。二次会までやって疲れ果てたところでホテルへ戻る。稗田氏と筆者が部屋に戻った直後に遅れて戻ってくるOKB。もともとOKBが陣取っていた端のベッドで寝ようとしていた稗田氏。真ん中のベッドへの移動を命じられる。シヴシヴ、まんなかのベッドへ転がりながら移動する稗田氏。「ドスン」。ベッドの頭の側が下がり、腹筋マシーンに横たわるような体勢になる稗田氏。無理矢理3人部屋にしてあるため、稗田氏のベッドは折り畳みベッドだった模様。稗田氏のベッドの頭側の足が折り畳まれたというわけ。その体勢のまま、服も靴も脱がずに朝まで眠り続けた男、稗田氏。そして自腹で4万円を払う男、稗田氏。「そんな粋な男気、プライスレス」



EXPerience Tour @ PostScript

EXPerienceツアー、もう終っちゃうね。ということで、オレの役目もこれで終了になりマース。

CBMDのファンには申し訳ないけど、この数ヶ月間はCBMDのメンバーにでもなったかのような気持ちで、ツアーに参加してました。多分それは、PAのメキさんやアッキーナ、OKBも同じような気持ちだったと思うけど、CBMDのメンバーはスタッフのそんな図々しい気持ちを、暖かく迎えてくれる雰囲気を持ってるの。メンバーから「俺たちはチームだから」って台詞を何度か聞いて、このツアーに参加してホントに良かったなって思ったんです。

それと同時に、もしビートルズがギタリスト(ギター弾く人)、ベーシスト(ベース弾く人)、ドラマー(ドラム叩く人)、フィルマー(映像撮る人)、みたいな編成でやってたとしたら、きっとこれから先のツアーにも、ずっと一緒にまわれたんじゃんないかとか、本気で考えたりしてみたりもしたわけ(笑)。

カメラまわして、運転して、編集して、レポ書いて、ツアーに出かける週末はもちろん楽しくて充実してたんだけど、それ以外の平日も休む暇がないくらい忙しく追われる毎日。ツアーが週末だけなんて、正直スケジュール上だけの話で、ツアーのスケジュールに書かれていない日も、収まらない興奮を持て余して、結局メンバーと遊んだり、打ち合わせと称して会ったり。なかなかライブでだけでは分かり辛いけど、ライブ以外でも、移動中、平日、すべての時間を使って何だか分からないグルーヴを作るためにメンバー&スタッフ皆でワイワイやってライブに向かって行ってるんです。

あとね、たまに「ピザの人?」とか聞かれたんだけど、筆者はCBMDのただの友達です。ただの友達ってだけで、素人のオレに、ツアーのダイジェストムービーや、レポの作成を任せたりしてるって「Doなのよ?」と、自分自身も思ってるとこなんだけど(笑)、この手作りな感じで色々とやっちゃう感じって、10年くらいの間、ずっと変わってないCBMDのスタンスなんです。

スタジオライブってのをやってた頃から、ただのリハーサルスタジオとかを風船でいっぱいにしたりして、外国のホームパーティなイキフンでライブをやるとか、ちょっとした工夫を施して、まさに「COME HOME」って感じの手作りノリで、自分たちやその周りを楽しませてたんだよね。

渋谷AXでのライブもね、その延長線上で楽しんでるように見えるんです。「ちょっと、いつものあいつんちでパーティーするのもナンだから、高校の体育館でやんない?」的なノリから始まって、「何だか楽しそうじゃん」ってみんなが集まって来て、ワイワイやりながらパーティーのアイデアを練って、っていう感じで。そうやって皆を「どう、もてなすか」を思案している様、メンバーが楽しそうにそれについてアレコレしている光景は、スタジオライブでパーティーをやっていたときから全然変わらないし、きっと、これからもそこだけは変わらないんじゃないかな。

そんな、いつもどおりのやり方で、いつもより少し広いあの空間で行われるパーティーは、おそらく今まで以上にいつものCBMDらしいものになるはず。CBMDの良さが、より伝わるって意味で。だから迷ってる人、見に来た方がいいよ。オレはCBMDのただの友達なんで(笑)、純粋に、混じりけのない純度100%の気持ちで、そう思ってます。

そんでもって、最後に一つ。
「CBMDの人達は楽しそうですね。あんな大人になりたいです。」って言ってた子がいたけど、最高に楽しい思い出を持ってる人や、それを経験してずっと忘れられない人は、ずっと楽しむ姿勢を持ち続けられると思うんです。やっぱりそのときと同じ位か、それ以上に、今現在も楽しんでいたい訳じゃない?少なくともCBMDのメンバー、その周りのスタッフはそう思ってるはず。だからAXでのライブが「誰か」のそういう思い出や経験(EXPerience)になればいいなと思ってるし、少なくともオレにとってはそんな一日になるんじゃないかなと思ってます。

な〜の〜で〜、
何年後かの自分が「楽しむこと」を忘れないでいられるように、ツアーファイナルの夜はCBMDと一緒に最高に楽しみましょう!
Keep the flame!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!