UPPER は、昨年リリースされた "The Very Best of PIZZA OF DEATH" に参加したことで一躍その名を轟かせたが、結成は古く、99年の札幌にまで遡る。活動初期は POP な曲が多かったが、度重なるメンバーチェンジや試行錯誤の末にメタリックなメロディック・ハードコア・スタイルを築き上げ、屈強のハードコア・バンドが割拠する北の大地で己を磨いた。2002年には、ジャパニーズ・ハードコアの名門 REAL LIFE RECORDINGS 内のレーベルから、1stアルバム"IN ALL SINCERITY"をリリースし一気にバンドの知名度を上げた。それと同時に精力的なライブ活動を行い、彼らの評判は道外へも確実に広がっていった。
その後、シングルのリリースもあったが、バンドは相次ぐ脱退劇に見舞われ、YU-YA(Vo.B) は活動の拠点を東京に移した。そこで新たなメンバー探しをスタートさせ、再びバンドの立て直しを図った。その後もメンバーチェンジがあったが、そこで挫けることなく現在のメンバーと共に新生 UPPER をスタート、秩父・長瀞にて血のにじむような練習を重ね、今作のレコーディングに入った。
そんな並々ならぬ意気込みで創られた "NOT OVER YET" は、スピード感に溢れるメロディアスな楽曲を核としながらも、PUNK ・HARD CORE ・METAL をクロスオーバーさせた一撃必殺の破壊力を持ち合わせた作品が完成。
そして、特筆すべきは彼らの真骨頂であるライブパフォーマンス。独特のピーンと張り詰めた空気とむせ返るような緊張感を会場中に漂わせる佇まい。そして強靭且つアグレッシヴなステージングに魅了される人も多く、熱狂的な支持者を得ている。
いよいよメンバーも安定し、産み出された7つの楽曲を手に彼らの新たなスタートの火蓋が切って落とされる。
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